現代美術家の束芋による朝日新聞で連載されていた吉田修一の小説『国宝』の挿絵全500点を、前期・後期に分けて公開するその前期がポーラミュージアムアネックスで開催中です。

連載では小説の間に挿絵が1点入る感じでしたが、原画の方では巻絵のように長い和紙にストーリーに沿って描かれており、墨を使ったシンプルな線画と一部の着彩によって浮世離れした独特の世界観は歌舞伎という伝統芸能の世間とは異なる世界を表現しているかのようです。

巻絵のように長い和紙に連続して時系列に沿って挿絵が描かれています。

人物の表情などは一切なく、まるで妖怪のような描かれ方もあって映画とは別の作品のように思えて来ると同時に、シンプルな曲線は妙な色気も漂っています。

絵だけでなくストーリーを合わせて追いたい人はスタッフの方に言えばファイリングしたものを貸してくれます。

全500点の内の約半分なので来週の火曜から始まる後期にも行く予定なので追ってまたアップします。