80 GRAPHIC TRIALS – 第3期

第1期に続けて行ってきた80 GRAPHIC TRIALSの第3期。
今回展示されているクリエイターは以下の方々です。

長嶋りかこ、仲條正義、中野豪雄、仲野昌晴、名久井直子、南雲暁彦、成田久、新島実、服部一成、日比野克彦、平林奈緒美、廣村正彰、福岡南央子、保田卓也、増永裕子、水野学、三星安澄、村上雅士、森本千絵、八木克人、八木義博、栁澤和、山本暁、山本剛久、吉田ユニ、吉本英樹、米津真理

会場の様子。基本的に第1期と同じで完成作品のみが展示されています。

上段は自然写真の色の表現を追求した作品。
下段は実物を超えるような質感表現を追求した作品。

写真をメインにした作品は意外と少ないですが明らかに普通のオフセット印刷とは色の鮮やかさなど違いがよくわかります。

木版画の表現を追求した作品。
実際の木版と同じように版を作成し、版別に取り込んでデジタル上で重ね合わせていて、微妙な版ズレもそのまま活かしています。

上段はアクリル絵具、鉛筆、油性マーカー、ボールペン、墨汁の様々な画材の表現を追求。
下段は凸版印刷のアートディレクターのトライアルで印刷の原理から網点やインク量、斜めにしたことでのモアレなど、いかにも印刷会社の人らしい作品。

東日本大震災から4年間の話題の推移のインフォグラフィックを元にしたポスターの特徴を活かした俯瞰から詳細まで見ることができるトライアル。

メタリックなインキとニスに細かいエンボスのパターンを加えることで光の角度でオブジェクトを浮かび上がらせたトライアル。
紙が透明フィルムになっているので裏からは下の写真の左側のようになってます。

ボトルのサビやオイルの質感を追求したトライアル。
オイルの光沢やサビのザラザラ感などキレイでポストカードで欲しい。

印刷とホログラムの表現の追求で、スクリーン印刷でホログラムの光を調整、オフセット印刷でホログラムの再現を組み合わせて世界の時差のグラフィックが構成されています。

かなりデザイン業界向けのニッチな内容ですが、単純にグラフィックデザインとしても面白く、印刷技術の高さに驚かされると思います。

また昔のビックリマンチョコがキラから始まりホログラムやシールの重ね合わせなどシリーズごとに新しい表現があり、こだわりとお金のかかりぐらいがとんでもなかった事が実感できます。
捨てたのか知り合いの子供にあげたのか覚えてませんが惜しい事をしたと…

行けなかった第2期や各作品の詳細は以下の特設サイトから見ることができます。

印刷表現の可能性を探るグラフィックトライアル|GA info. https://www.toppan.com/ja/joho/gainfo/graphictrial/brand/