リサ・ラーソン追悼展 アーティスト・デザイナー・インスピレーションの源

スウェーデンを代表するかわいい動物や人の置物でも知られている陶芸家、デザイナーのリサ・ラーソンの創作活動を辿って魅力の原点をひもといていく展示。
最近、松屋銀座は漫画やアニメの展示が多かったので、デザインやアート系の展示は久しぶりな印象です。

会場入口の本展の3つのコンセプトである「デザイナー」「アーティスト」「インスピレーションの源」を代表作品と合わせて紹介。

陶芸家のアーティストとしての面から展示がスタート。
写真はグスタフスベリ・ファクトリーでの器の作品。

子供を題材とした作品も数多くあり、どれも愛らしい。

ここからは「アーティストとデザイナーの重なり」というセクションの展示。
一点ものである陶芸家としての作品と大量生産のためのプロダクトデザイナーとしての作品の両方の兼ね合いが興味深く、量産を前提としない自由な発想を大事にしながらも量産に合わせて調整するという考えはデザインする上でのデジタルとアナログの兼ね合いにも通じるところがあります。

それはさておきブタ形ランタンがとてもキュート!

キャラクターデザインで重要なのがシルエットでの認識とよく言われますが、まさにそのシルエットに特徴がよく現れています。

立体が中心ですが平面の作品やスケッチなども展示されています。

「インスピレーションの源」の章のエリア。

手前の2つは日本の張り子に展開された猫張り子。
とても素敵なコラボレーション。ミュージアムグッズでも売られていました。

このエリアでは他にも椅子やヘルメットなど他社製品とのコラボレーション作品が展示されていました。

1960年代から取り組んでいたという「空想の動物」というテーマ。
様々な動物が合体したかのような造形。

初期から晩年まで多くの作品が展示されていてリサ・ラーソン好きでなくてもかわいいモノ好きな人には楽しめる展示かと思いますが、この展示のポイントにもなっているアーティストとデザイナーの両面とその兼ね合いを通して見える点が面白いので興味ある人は是非会場で。