漫画家・荒川弘氏の代表作である「鋼の錬金術師」と現在連載中の「黄泉のツガイ」の原画やインスタレーションで魅力を伝える展示です。

鋼の錬金術師が連載中に見ていた方はご存知だと思いますが25年前に連載開始された作品なので当然ペンやトーンなどを使ったアナログでまさに「原画」を見ることができるのが最大の魅力!

会場入ったところでは2作品の主人公兄弟(妹)の立て看板でお出迎え。
また横には荒川弘氏の金の像とメッセージも添えられていました。

ハガレンエリアから始まり入ってすぐの錬成時の魔法陣のインスタレーション。
会場内には要所要所にこんな感じで立体作品も展示してあります。
個人的にはこのスペース分も原画の展示を…と思ったりしますが、ターゲットユーザーの違いだと思って諦めましょう。

ハガレンの原画エリア。
アルの立体像はおそらく原寸大で公式資料では身長220cm。

原画はストーリーに沿ってではなく各キャラクターごとにまとめられて展示されています。こちらはアメストリス軍のコーナー。
各コーナーには「荒川弘先生Q&A」の一言質問パネルもあります。

この時代はまだ写植。
原画の面白さは何と言っても画材やトーンをどう使っているかや手順もわかるというところ。
錬成陣の効果はペン、トーン1、トーン2、ホワイトの順で描かれているのがわかります。キモくなるので控えますが、もう芸術ですよ。

黄泉のツガイのエリアの入口付近。左右様の立体像がお出迎え。
こちらはキャラクターごとでなくストーリーの時系列に沿って原画が展示されています。

原画の空きスペースには色んなキャラクターのパネルも貼ってあります。

黄泉のツガイではセリフが全てデジタル作業になっているため、展示ではセリフの入ったフィルムを上から重ねているので影が入っています。

結界表現の衝撃はホワイトで直接描かれています。
アナログ+デジタルの人は効果部分をデジタル上で仕上げる人もいそうですが、こういうのもキレイに描けるのも技術の高さを伺えます(デジタル全盛時代の今スタッフの確保も大変そう…)。

展示会場入口でQRコードを渡されるので、下の手の台に載せることでツガイが表示されます。「前虎後狼(二狼/虎鉄)」でした。
二人ずつなのでここで列の規制がされてます。

この後には撮影禁止エリアがありますが、ここでは実際に荒川先生の資料として集めたモデルガンや民芸品やネームと完成品の比較コーナーもありメチャメチャ見応えがあります。

アナログ世代の漫画家の方に多いリアリティを出すための実物(模造品)で資料を集めるこだわりを実感すると同時に、読者が見たいものを貸出てくれる心づかいがありがたい。

自分が行った時は会期終盤の平日日中でしたが、それでも写真のようにそこそこ混んでいたので「全日日時指定制」とはいえ当日券も販売していたので、かなり混むことが予想されます。

ファンは当然のこと、マンガ好きでも楽しめる内容になっているかと思うので興味がある人は頑張って行くことをオススメします!