
- 会期: 2026年7月8日(水)〜8月16日(日) 9:30-17:00 休:月
- 会場: 板橋区立美術館
- 料金: 一般900円 大学生600円 高校生以下無料
- 撮影: 可
- Web: https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4002027/4002032.html
- Amazon: のらねこノラ(ポプラ社)
世界中の素晴らしい絵本が集まる「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」。
今年は33の国と地域から75作品が入選し展示されています。
絵本に限らず印刷物の媒体は原画もデジタルが増えてきているので原画展でも印刷物が増えてきているのが残念ですが、それでも水彩や版画など様々なアナログ画材による作品も多くあり、それぞれの作家の多様な表現を見ることができ非常に見応えのある展示です。

木製のブロックには展示作品の絵本が陳列してあり、実際手にとって見ることができます。

全部で3つある展示フロアの一つ。
各フロアで展示されている原画の絵本も各フロアに展示してあります。

色彩豊かな韓国の作家の作品。画材はグアッシュ。

こちらも韓国の作家の作品で光の表現が印象的。
画材は色鉛筆。

ウクライナの作家による作品で全て刺繍で描かれています。

他の展示エリア。
すべての作品ではないですが完成した絵本も展示してあるため、原画と比較しながら見るのも面白いです。

スペインの作家の作品で画材はグアッシュ。
原画もそれほど大きくはありませんが、おばあさんのブランケットのデザインの手書きの細かさに見入ってしまいます。


特別展示としてボローニャ・ラガッツィ賞(BRAW)の2部門で特別賞を授与した日本の2作品。
ちなみにネオ漫画家の横山裕一氏はムサビ出身でインクやペンを使用しパーツに分けた原画を出版社のデザイナーが構成後、着彩して絵本にしたそうです。
すげいずみ氏はムサビ短期大学で画材はアクリルと色鉛筆で描かれています。
デジタルではほぼ印刷物のままですが、アナログの原画は印刷時には消えてしまう様々な情報を見ることができるので見応え感が非常に高いです。
色味の違いなども本当はこんな色だったのかと考えると作家の葛藤も垣間見えるようです。
ちなみに板橋区立美術館は駅から少々離れているのでバスを利用する人が多いですが、自分は片道2時間以上かけて自転車で行ったところ、帰りにリアのシフトケーブルが切れて一番重いギアで帰るハメになりました…
日頃のメンテナンスって大事。
