ロン・ミュエクといえば日本では青森県の十和田現代美術館にあるスタンディング・ウーマンが常設されていますが、個展は2008年の金沢21世紀美術館以来の2度目と少ないです。

そんなロン・ミュエクの作品の全49作品の内の11作品をまとめて見ることができるというのが今回の森美術館の展示。

芸術に興味はあるけど同氏の作品を一度も見たことがないという人は是非見て欲しいと思うのは、その超リアルなディテールの細かさながらもどことなく感じる違和感。
それなのに奇抜なモチーフとかでなく何気ない生活を切り抜いたもので何か社会問題を表しているのか?と想像を掻き立てられます。

作品の意図を知ることでより面白さがわかるという作品は多くありますが、こちらは特に先入観なしでも圧倒的存在感で見るだけで楽しめるかと思います。

中年女性の肉感がスゴいリアル…

奥の映り込んだ人でサイズ感がわかるかと。

構図的に見えてないところもちゃんと作られてます。

異様な雰囲気がありますが、近づくと変な感覚に襲われます。

作品数が少ないので全フロアこんな感じで空いていれば快適に見れます。

高齢者が身近にいる人には思い当たる景色かと思います…

仕事に育児に家事にと忙しくしている人には胸に刺さりそうな作品。

フライヤーにもなっている巨大な頭蓋骨の集合作品の「マス-mass」。
一番目当ての作品で広いフロアに敷き詰められた様は圧巻です。

また各メディアでも取り上げられ混雑しているというのを聞いていたので行くタイミングに悩んでいたんですが、知り合いとの会食後に「時間あるから行こう!」という話になって平日の夜に行ったら空いていてとても快適でした!

作品数が少ないので20時過ぎに着くぐらいでも快適にじっくり見れると思います。

お盆期間中もお仕事の人は気分転換に帰りにいかがでしょう?