- ここに、建築は、可能か:第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展
- TOTOギャラリー・間
- 会期:2013年1月18日(金)〜3月23日(土)
- 入場料:無料
- オススメ度:★★★★★
- 所要時間:1h
- 関連書籍:ここに、建築は、可能か
東日本大震災の被災地 陸前高田に「みんなの家」と呼ばれる共同ハウスができるまでの過程の建築模型とドキュメンタリー映像の展示がギャラリー・間で開催されているので行ってきたので写真と合わせてご紹介。
この「みんなの家」を建てることで被災地の人々のと心を通わせ、建築本来の姿を問うという狙いがあり、伊東豊雄氏の呼びかけのもと乾久美子氏、平田晃久氏、藤本壮介氏、畠山直哉氏が集まっています。

こちらは会場全景。丸太の上に様々な建築模型が展示されています。
言うなれば建築模型のラフ案郡といった感じ。

津波で流された松をヒントに、生木で作られた構造体。

民家のようなスタンダード型。受け入れられる感じじゃないとか。

ブロック積み上げ型。

平田氏の立体トラス構造の案から床を増やしたものの内部空間がつくれなかった案。
狼に真っ先に吹き飛ばされるタイプ。

風の強いことを想定した砦タイプ。
高校か大学の頃に割り箸でこんなん作ったことあります。

だいぶ形が見えてきました。

でかいサイズも作って検討。

形が定まっても更によい案がないか部分的にも検討。
こういうのって大事ですよね。

丸太の道と屋根の組み合わせを林立柱の中に共存させた案。
乾氏からインスタレーション的とツッコミが入ったらしい。
個人的にはこういう自然感溢れるのも好き。

「整理することで失われる豊かさがあるのかもしれない。整理されないものの中にこそリアリティが宿るのかもしれない」にとても共感。

完成間近。
内部空間に柱が現れることで緩やかな場を作り出すという所に拘りがあるそうです。

外には実際のサイズ?で組まれた構造体が展示されてます。

2階では最終的な陸前高田の「みんなの家」が展示されてます。

隣には映像と写真が展示されてます。
2階に上がってすぐ閉館時間になってしまったため出るハメに…。
前回書いた設計のプロセス展と同様どういった過程を経て出来上がったのかがわかる他、ドキュメンタリー映像も用意されてあり、何より膨大な数の建築模型はアイデアの塊なので非常に見ていて面白いです。
時間がなかったため急ぎで見たこともありますが、もう一度ゆっくり見たいと思える展示です。こういう時無料というのは非常にありがたい!!
それにしても来月には震災から2年が経つんですね…。
風化を防ぐことが出来ないにしても自分で何かやれることを考えやっていきたいもんです。

